須藤靖『不自然な宇宙』という本を読んだ。
やっと自分の住んでいる世界が見えてきたようなスッキリした読後感。 哲学書に近い雰囲気。
今までバラバラに読んでいた宇宙関連理論を、それぞれがどのように関連しているのかを図を使って丁寧に説明してくれる。 多世界解釈、マルチバース、量子論、ビッグバン、人間原理、などわかったようなわからないような理論のそれぞれがどのように関係しているのかがすっきりした。
これからそれぞれの理論についての本を読むとさらに面白く感じると思う。 一般読者にわかりやすく説明してくれる科学者の方がいるのは本当に有り難いです。