火星観光のポスター
SpaceX社(CEOイーロンマスク)が火星観光のポスターを作った。
イーロンマスクは、自社のロケットで火星へかなりの規模の移民を送りたいと日頃から話している。 これらの観光ポスターもプロモーションの一環かも?
以下は、火星の赤道付近に位置するマリネリス渓谷のポスター
火星の地形は地球のものとは比較にならないくらい規模が大きい。
例えば、この*1マリネリス渓谷は、長さ4000km, 深さ7km, 幅最大200km。アメリカ合衆国の東西の幅と同じくらいの長さだ。
米国のアリゾナにある*2グランドキャニオンは、長さ446km, 深さ1.6km, 最大幅29km。それと比べてもスケールの桁が違う。
下のモザイクイメージは、バイキング周回機(1970年代)から撮られた写真をつなぎ合わせて作られた。 中央に見えるのが実際の*5マリネリス渓谷。
Image Credit: NASA
次のポスターは、太陽系で一番高いオリンポス山。
*3オリンポス山は、高さがなんと、25km! エヴェレストの3倍だ。
こんなふうに誰もが気軽に火星へ観光できるようになるのは、いつだろう?意外にそう遠くないかもしれない。
*4 オリンポス山の実際のイメージはこちら。 イメージからはなかなか大きさが感じられないが、米国のアリゾナ州くらいの面積はあるそうだ。
Image: Courtesy NASA/JPL-Caltech
*注1http://en.wikipedia.org/wiki/Valles_Marineris
*注2http://www.nps.gov/grca/index.htm)
*注3http://en.wikipedia.org/wiki/Olympus_Mons
*注4 http://mars.jpl.nasa.gov/gallery/atlas/olympus-mons.html