マーズワン 2018年打ち上げ予定の無人着陸船に搭載するペイロードの提案を募集
マーズワンは、2018年打ち上げ予定のデモ用無人着陸船の余剰分のペイロードスペースを一般に開放することにした。
1つは、世界中の大学に呼びかけ、科学実験、技術のデモンストレーション、その他エキサイティングなアイディアを募集する。 興味のある大学機関は、以下のウェブページから参加意思があるということを打診してほしい。
https://community.mars-one.com/university-competition
2つめは、”有償”での提供。 科学実験、技術デモンストレーション、マーケティング、広告キャンペーンなど、一般のすべての人々に対して機会を提供する。
提案依頼書(Request for Proposal) )などの詳細について
http://www.mars-one.com/images/uploads/MarsOne-RFP.pdf
http://www.mars-one.com/images/uploads/MarsOne_PIP.pdf
広告の例として、世界的なビール会社ハイネケンは火星をテーマにしている。
https://www.youtube.com/watch?v=WP6gbxskEuw&sns=fb
募集された提案は、マーズワン、マーズワンの主契約先であるロッキード・マーチン社、マーズワンのアドバイザー、その他必要な専門家によって評価、選定される。
2018年打ち上げの着陸船には、プロジェクトのデモ実験用のための、火星の土壌を掘り出し水を生成する装置、ソーラーパネルやビデオコミュニケーションの装置を搭載する。
日本は国としてまだ火星探査に着手していないので、日本の大学や研究機関、民間企業などにとっては、自身の可能性を試すまたとないチャンスだ。
ペイロード一般公開募集についてのマーズワンのプレスリリース