昨日の日曜日は火星、地球、太陽が一直線で並ぶ、二年二か月に一回の出来事がありました。 来週5月31日火星が地球に7528万kmまで最接近します。 地球の公転周期が365日、火星が687日かけて太陽の周りを一周するので、火星が地球に追いつく(最接…
日本では伊勢志摩サミットが開かれるようですが、アメリカのワシントンDCでは、ヒューマン・トゥー・マーズ・サミットが5月17日~19日まで開催されています。 人類を火星へ送るにはどうしたらいいのか、技術、科学、政治のさまざまな角度から関係者がそ…
(上:2015年のVIPイベントの風景) 6月3日、オランダのアムステルダムにて、マーズワン主催のVIPイベントが開催されます。 マーズワンプロジェクトの関係者(アドバイザー、アンバサダー、投資家、スポンサーなど)が一同に集まり、プロジェクトの進…
正直に告白すると、今まであまりロケットには興味がわかなかった。 火星へ行くのは、旧式のロケットであろうが、なんであろうが、どんな交通手段でもいいと思っていたから。 でも、打ち上げされた後、戻ってきてくれるロケットを見てからは、愛情がわくよう…
アマゾンドットコムCEOのジェフベソス率いるブルー・オリジン社が再利用可能なロケットニュー・シェパード(同じハードウェア)の3回目の再利用に成功した。 おめでとうブルー・オリジン! 宇宙旅行がみんなの手に届く日は近い。 www.youtube.com https://w…
マーズワンの100名の候補者にはどんな方々がいるのかを紹介します。 昨年の火星協会の国際大会で3名ともお会いしたことがあります。 みんな個性があり、話していて楽しいし、話が尽きることはありません。 ソーニャ・ヴァン・メーターは、ワシントンDCで…
米国ネバダ州ノースラスベガスに本社を置く、ビゲロー・アエロスペース社が膨張式モジュールを近く打ち上げる予定らしい。 スペースX社のドラゴンが国際宇宙ステーション(ISS)まで運び、ロボットアームを使ってISSとドッキングさせるようだ。 このBEAM(Bi…
My original book review (in English) can be found at www.amazon.com . マーズワンはいつも論争の真っただ中にいる。 今までにないユニークな候補者の選考方法、通常の宇宙開発プロジェクトでは使われないビジネスモデルなど、批判され、そしてよく誤解さ…
みなさんも作ってみませんか? www.bringhimhome.com 昨年の11月にメキシコで観た時の映画の感想です。 etsuko4mars.hatenablog.com 原作を読んだちょっとした感想はこれです。 etsuko4mars.hatenablog.com
ドクタークラフト レイ・キャス博士 ジェームズ・キャス博士 (写真:www.mars-one.com マーズワンHPより) 新年明けましておめでとうございます。 いつか火星からこんなごあいさつができればいいなと想像しながら書いています。 今年は、マーズワンにとって…
通常、切り離された第一段の打ち上げロケットは、使い捨てにされている。 でも、イーロン・マスク率いるスペースX社のファルコン9の切り離された第一段の打ち上げロケットが地上に戻り、着陸成功した。 これがどれくらい大変なことかというと、 鉛筆をエン…
”マーズ4”を選ぶ by Vince on Thursday, 12th November 2015 in Astronaut Selection 前回は、 100人から正式に訓練を受ける24人はどのように選ばれるのを説明した。 引き続き、マーズワン候補者選考責任者のノルバート・クラフト博士に、火星へ行く最…
11月5日 またまたNASAから火星についての興味深い研究結果が発表された。 火星探査機 メイヴン MAVEN (Mars Atmosphere and Volatile Evolution) によると、太陽風 (sloar wind) が原因で100gm/sec の割合で火星から大気が失われている。 たったこれくら…
あの『エイリアン』のリドリー・スコット監督、マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン出演の『The Martian』が公開されている。 日本公開がまだのようなので、内容についてはここではふれません。 特撮ではない実写の火星のような風景が画面いっぱいに広…
マーズワンはどのようにして60億米ドルという金額を割り出したのか? by Natasha Schön on Tuesday, 25th August 2015 in Expert Opinions アルノ・ヴィルダーズ(Arno Wielders),マーズワン 共同創業者でありCTO(最高技術責任者)である彼は、欧州宇宙機関の…
英国のユーチューブタレントのチャーリー・マクドネルがマーズワン候補者をインタビュー! 平日の英国時間の朝7時から15分間(朝食を食べるくらいのちょうどいい長さ)の”シリアルタイム”という朝番組に、マーズワン候補者のライアン・マクドナルドが出演。 …
先日のNASAの発見は、マーズワンのミッションに影響するのか? by バス・ランスドルプ on Thursday, 8th October 2015 先日NASAから、火星表面で暖かい季節には液体の水が存在すると発表があった。 これは、NASAのMRO (Mars Reconnaissance Orbi…
マーズワンプロジェクトについてのショートドキュメンタリーがリリースされました。 CuriosityStreamという上質のドキュメンタリー映画をインターネット上で配信しているサービスで観られます。 15分くらいの短編で5つに分かれていて観やすい長さです。 有…
マーズワン候補者選考プロセスについて - ノルバート・クラフト博士が皆さんの質問に答える - by Natasha Schön on Wednesday, 9th September 2015 in Expert Opinions 2015年2月16日、次の最終選考へ進むマーズワン100人の候補者が発表された。 この発表で…
Citizen Mars シチズン・マーズ(火星市民)というタイトルで、マーズワン候補者5人の素顔を撮ったドキュメンタリーがリリースされた。 すべて英語ですが、どこか日本のテレビ局が放映してくれると日本語版も後から出るのではないのでしょうか(希望的観測)…
マーズワンの他の候補者に薦められて読んでいる本。 カナダ人で最初の宇宙飛行士になったクリス・ハドフィールド氏著の "An Astronaut's Guide to Life on Earth" を読んでいるところだ。 まず最初に、彼がカナダ人初の宇宙飛行士になるまでの話が描かれてい…
100人から24人を選ぶには? by Vince on Tuesday, 14th July 2015 前回の特集では、どのようにMars100の候補者が選ばれたのかを説明した。 今回はどのように100人のファイナリストから24人を選考するのかを、選考プロセス責任者であるマーズワンチ…
パラゴン・スペース・デベロプメント社 マーズワンミッションのコンセプトデザインを発表 2015年7月1日、火星居住環境制御及び生命維持システム(Surface Habitat Environmental Control and Life Support System - ECLSS)に関するコンセプトデザインがマー…
マーズワンの候補者たちが一番お奨めする火星を舞台にしたSF小説です。 地質学、地理などが好きな方は、楽しめると思います。 私が世界中を旅して見てきた似たような地形を思い出しながら読んでいました。 火星の地図を手元に置いて読むとさらに臨場感が味…
マーズワンの他の候補者に薦められて私も観にいきました。 皆さんもだまされたと思って観に行ってください。 ”トゥモローランド” www.youtube.com
SpaceX社(CEOイーロンマスク)が火星観光のポスターを作った。 イーロンマスクは、自社のロケットで火星へかなりの規模の移民を送りたいと日頃から話している。 これらの観光ポスターもプロモーションの一環かも? 以下は、火星の赤道付近に位置するマリネ…
私は科学についての本は大好き、でもサイエンス”フィクション”にはあまり興味がなかった。 どうせ読むなら、きちんとした現実的に根拠のあるものを読んだ方がいいと思っていたからだ。 でも最近、SFファンの火星移住候補者と話をするためには、必要最低限…
(注*下記は2015年3月19日マーズワン発表のプレスリリースを、読者の皆さまの利便性を考慮し、私個人が日本語翻訳いたしました。マーズワン財団が承認したものではありません。 翻訳の内容に疑問をもたれる方は、以下原文のプレスリリースをご参照いただけ…
最近、火星移住のことを皆の前でためらわずに話ができるようになったことは、うれしいかもしれない。 しかも、若い世代の方々ではなく、60才以上の世代の方々に好意的に受け止めてもらっている。 なぜだろうってちょっと考えてみた。 その世代の方々は、ア…
最近、いろいろな方々からご連絡を頂くようになりました。 すべてが真剣な問い合わせです。 でもお受けするのが難しいお問い合わせも中にはたまにあります。 できるだけ、お応えできように努めておりますが、でもやっぱりできないこともあります。 そのひと…