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マーズワン 火星移住への道

応募者総数 20万2586名 => 一次選考通過 1058名 => メディカルチェック通過 705名 => 660名 二次選考通過 100名 => 三次選考へ

Header image: Courtesy of Bryan Versteeg and Mars One www.mars-one.com. All rights reserved.

マーズワンCEO バス・ランスドルプ氏 ミッションの実現可能性への疑問について答える

 (注*下記は2015年3月19日マーズワン発表のプレスリリースを、読者の皆さまの利便性を考慮し、私個人が日本語翻訳いたしました。マーズワン財団が承認したものではありません。 翻訳の内容に疑問をもたれる方は、以下原文のプレスリリースをご参照いただければ幸いです。

The following is the Japanese translation of Mars One’s CEO Bas Lansdorp answers questions about mission feasibility - Press Releases - News - Mars One and it has been prepared for the convenience of Japanese language readers of my blog page.

It is "not" official translation approved by Mars One.   If you have any questions about the translation,  please refer to the original English press release. )

 

www.youtube.com

 

質問: 最近、マーズワンのミッションの実現可能性に対する疑問の投稿記事が出たがどう思うか?

 

マーズワンは、良い批判に対しては感謝している。なぜなら、それは私達のミッションを改善することに寄与するからだ。 私達のアドバイザーからも多くの批判を頂くし、それが私達がアドバイザーに期待することだ。 最近のマーズワンに対する否定的な報道は、 medium.comというブログサイトに書かれたエルモ・キープさんによる投稿記事が主な原因だ。 その投稿記事には、事実でない事柄が多く含まれている。 例えば、マーズワンの候補者が彼らの寄付の額によって選ばれているという疑念である。 それは真実ではない。 マーズワンのウェブサイトをチェックすれば簡単にわかることである。 全く寄付をしなかった候補者も多く選ばれているし、反対にかなりの寄付をしたが選ばれなかった候補者も多くいる。 この二つの事象は全く関連性の無いことである。 

 

またエルモ・キープさんは、投稿記事の中でマーズワンの応募者は2700人しかいなかったとも言っているが、それも真実でない。 マーズワンは、エルモ・キープさんに対して、マーズワンのオフィスで20万人の応募者のデータを開示すると招待したにもかかわらず、興味を示さなかった。 真実を知ることよりも、センセーショナルな記事を書くほうに興味があるようだ。

 

  

質問: 候補者選考プロセスに対する徹底性について懸念されているが。それに対してどう答えるのか?

 

インターネットで応募された20万人以上の中から選考プロセスを開始。 応募資料には、自己紹介ビデオ、多くの心理的な質問への応募者からの回答が含まれた。 そこから、まず1000人ほどに絞りこみ、さらにNASA宇宙飛行士選考基準と似たようなメディカルチェックを要求した。 そこから残った候補者に対して今回面接を行った。 今回の面接と他のすべての選考プロセスは、マーズワンのチーフメディカルオフィサーノルバート・クラフト 氏が行った。 彼は、日本のJAXAで5年間宇宙飛行士の選考に関わり、米国のNASAでは10年間長期フライトのクルー構成についての研究に携わった実績がある。

 

興味深いことに、火星へ行ってはいけない人を見分けるのはそんなに複雑なことではない。 それを私達はこれまでの選考プロセスで行ってきたわけである。 次のステップは、火星へ送ってもいいかもしれないという候補者の中から、誰が火星へ行ける資質を持っているのかを見極めることである。 これからの選考プロセスは、さらに徹底したものとなる。 候補者を一同に集め、チームをつくり、チャレンジを与える。 面接も長いものになり、選考委員会も規模が大きくなる。このように決めていくことになる。

 

質問:  候補者がマーズワン関連の商業的な活動に従事する場合、候補者と収益を分け合うのか? 

現在、候補者向けに商業的活動についての契約書を準備しているところだ。 マーズワン関連の商業的な活動については、それぞれの活動に葛藤がないようマーズワンが管理することは重要なことである。 候補者は、まだマーズワンから給与を受け取っていないので、商業活動からの収益を分け合うのは公正なことだ。 私の場合は少しケースが異なる。 私はマーズワンから給与を受け取っているので、基調講演などを依頼された場合に受け取る謝礼は、すべてマーズワンに還元している。

実際は、多くの候補者が収益を受け取ることに興味がない。大部分が、その収益をマーズワンに還元してほしいという -  しかし、それは候補者自身が決めることだ。

 

 

質問: マーズワンは、ドキュメンタリーの制作会社、放送局を持っているのか?

エンデモルグループのダーロースミスソン制作会社と契約に近いところまでいったが、結局はそこまでには至らなかった。従って、彼らとは協力関係を打ち切ることになった。 昨年11月から新たな制作会社と仕事をしている。 彼らが現在国際的な放送局へのドキュメンタリー販売を担当している。 まだ正式な契約には至っていないが、多くの引き合いがあるので有望ではある。

 

 

質問: $60億ドルという予算は、このような複雑なミッションに対して十分なのか?  

私が今まで知る限りNASAが見積もった予算で一番低い金額は$350億ドルだ。 ただし、ここで忘れてはいけないのは、マーズワンのミッションは、全く異なるということだ。 すなわち、マーズワンは、火星での恒久的な人類の移住を目的としているので、地球に帰還するという最も複雑なシステムを要求されるところを心配しなくてもよい。 地球に帰還するという部分は、新たな大型ロケット、着陸システムなどの開発が要求される部分だ。

 

$60億ドルという数字は、世界中の実績ある宇宙航空関連企業との話し合いの中で割り出した。 それらの企業は、ISS(インターナショナルスペースステーション)や、火星へ無人ランダーを送ったことがある実績があり、私達が必要な類似するテクノロジーをすでに持っているのである。

この予算が十分であることに自信を持っている。

 

 

 

質問: ミッションへの投資は進んでいるか? 

マーズワンのミッションは、主に投資によって賄っている。2013年に受けた投資により、これまですべての活動は賄えている。 昨年の後半には、かなりの規模の新規投資を受けられる話が決まった。 現在、契約関係の書類手続きに時間がかかっているが、今年の夏までには完了するだろう。 しかし、この投資手続きの遅れにより、2018年予定の最初の無人ミッションに対するロッキードマーチン社が必要とする追加調査に影響がでるということだ。 残念なことだが、最初の無人ミッションを2020年まで延期しなくてはならない。 従って、その後続くミッションも2年遅れることになる。 人類最初の火星着陸は、2027年ということになる。

 

 

質問: では、2年遅れるということは、マーズワンにとってどういう意味を持つのか? 

火星へ行くということは、大変困難なことだ。 例えば、NASAは20年以内に火星へ有人探査するといって、45年が経った。 もちろんNASAの方法は地球に帰還するというのが前提なので、マーズワンのミッションよりもさらに複雑になる。 火星へ人類が行くということが、どれだけ困難なのかを示している。 マーズワンは、すでにさまざまなことを達成している。 パラゴンスペースデベロプメント社と宇宙服、生命維持装置システムなどの契約をし、ロッキードマーチン社とは無人ランダーとの契約も結んだ。 マーズワンのアンバサダーには、ノーベル賞受賞の理論物理学者ヘーラルト・トフォーフト博士、アドバイザーとしては、NASAの元最高技術責任者のメイソン・ペック博士にも加わってもらった。 私達は、正しい方向で軌道に乗っていると言える。

 

2年の遅れはあるが、世界中の人々がマーズワンそして火星探査に興味を持っていることを示した。 人々は実現してほしいのだ。 マーズワンが、正しい方向性を持って、実績のある企業と協力関係を結んでいき、一つ一つ達成していけば、火星への人類到達という目標の遅れを受け入れてくれるだろうと確信している。 仮に、2年が、4年、6年、8年と遅れたとしたら、それは失敗なのだろうか? たとえ遅れても、人類が火星へ行くことができたら、私は非常に誇りに思うだろう。 マーズワンは今も全力でミッションに力を注いでいる。

 

 (注*上記は2015年3月19日マーズワン発表のプレスリリースを、読者の皆さまの利便性を考慮し、私個人が日本語翻訳いたしました。マーズワン財団が承認したものではありません。 翻訳の内容に疑問をもたれる方は、以下原文のプレスリリースをご参照いただければ幸いです。

The above is the Japanese translation of Mars One’s CEO Bas Lansdorp answers questions about mission feasibility - Press Releases - News - Mars One and it has been prepared for the convenience of Japanese language readers of my blog page.

It is "not" official translation approved by Mars One.   If you have any questions about the translation,  please refer to the original English press release. )