マーズワン クラフト博士 次の選考プロセスの概要を発表!
チーフメディカルオフィサーのクラフト博士が次の選考プロセスについて説明しています。 簡単な英語ですので、ぜひ聞いてみてください。
以下はさらに詳しく説明しています。 100名から40人にまで減らす過酷なグループチャレンジが待っています。
5月末~6月初の週は、火星と土星が見どころです!
北半球では、南東の空のさそり座を間に挟んで向かいあって赤く輝く火星と黄金色に輝く土星が見えるようです。
火星が地球に最接近中!
昨日の日曜日は火星、地球、太陽が一直線で並ぶ、二年二か月に一回の出来事がありました。
来週5月31日火星が地球に7528万kmまで最接近します。
地球の公転周期が365日、火星が687日かけて太陽の周りを一周するので、火星が地球に追いつく(最接近する)のが2年2か月に一回。
毎回(2年2か月ごと)、最接近の距離が約6000万Kmから1億kmとばらつきがあります。
望遠鏡がある方はぜひご自身の望遠鏡で、お持ちでない方は近くの天文台へ行ってみましょう!
図:国立天文台 天文情報センターより www.nao.ac.jp
詳しく知りたい方は、国立天文台のウェブサイトへ
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2016/05-topics03.html
Human to Mars Summit 2016
日本では伊勢志摩サミットが開かれるようですが、アメリカのワシントンDCでは、ヒューマン・トゥー・マーズ・サミットが5月17日~19日まで開催されています。
人類を火星へ送るにはどうしたらいいのか、技術、科学、政治のさまざまな角度から関係者がそれぞれの立場から意見を述べ合います。
しかも、インターネットでライブ中継が無料で観られます! こういう内容の濃い会議がすべての人に公開されるなんて、すごい時代が来ました。
私もみたいけれど仕事中なので、あとでまとめて観てみます。
お知らせ:マーズワンVIPイベント
(上:2015年のVIPイベントの風景)
6月3日、オランダのアムステルダムにて、マーズワン主催のVIPイベントが開催されます。 マーズワンプロジェクトの関係者(アドバイザー、アンバサダー、投資家、スポンサーなど)が一同に集まり、プロジェクトの進捗状況をマーズワンチームから報告を受けます。 一般の方々でも、VIPチケットを購入して頂ければ参加できます。
もしご興味がある方がいらっしゃれば、どうぞ! 欧州/米国のマーズ100の候補者の数人ほど参加するようです。
(* メディア関係の方々からお問い合わせをいただいております。 大変お手数ですが、このイベントの取材については、マーズワン広報担当 Ms. Suzanne Flinkenflogel press at mars-one.comまでご連絡お願いいたします。ありがとうございます。)
今まで興味がなかったが・・
正直に告白すると、今まであまりロケットには興味がわかなかった。 火星へ行くのは、旧式のロケットであろうが、なんであろうが、どんな交通手段でもいいと思っていたから。
でも、打ち上げされた後、戻ってきてくれるロケットを見てからは、愛情がわくようになったかもしれない。
次のビデオを見てもらえますか。
スペースX社が、4月8日(米国時間)に宇宙ステーションへ向けて打ち上げたドラゴン補給船(BEAMという Bigelow社の 膨張式モジュールも載せている)の打ち上げの風景です。 一見いつものロケットの発射風景なんだけれど・・
開始後《5分あたり》から始まる映像は、第一段階のロケットが海上に浮かべた着陸専用の船に戻ってきて着陸する愛らしいロケットの姿が映っています。 あっという間に着陸しますから、見逃さないように!
海上に浮かんでいる船(無人/自動運転)に吸い込まれるように着陸するファルコン9。これからこういうのが普通の風景になるんでしょうね。
NASAの記者会見で、SpaceX社CEOのイーロン・マスクが説明していました。 現在、ファルコン9ロケット1機の建設費用は、US$60million($1=100yen換算で60億円)かかっているそうです。 ロケットの再利用により発射コストが100分の一に下がるそうです。 今はロシアのソユーズに頼っている有人飛行も、来年あたり、SpaceXのドラゴン2に宇宙飛行士を乗せて宇宙ステーションに行く試験を予定だということです。 楽しみですね。
それから、宇宙ステーションでのBEAM(膨張式モジュール)の試験は5月後半に予定されています。
ブルー・オリジン社が3回目の再利用に成功!
アマゾンドットコムCEOのジェフベソス率いるブルー・オリジン社が再利用可能なロケットニュー・シェパード(同じハードウェア)の3回目の再利用に成功した。
おめでとうブルー・オリジン! 宇宙旅行がみんなの手に届く日は近い。